バレエ 背中の痛み

慢性的な背中の痛み

埼玉県蓮田市 30代 女性 バレエダンサー

 

来院動機

10年以上前から、背中に痛みや重さを感じる。

ひどくなると、左肋骨に痛みがでるというサイクルを繰り返していた。

背中を反らす動作で最もつらくなる。

舞台が1週間後にあるので少しでも良くなればと、知り合いのバレエ講師の方に当院をすすめられ来院に至った。

 

症状

よくよくお聞きすると、10年ではなく20年位になるかもしれないとのこと。

同時に

「肩もバキバキです」

「足のむくみが気になる」

「プリエが浅く突っかかる」の症状もある。
施術内容

長年の症状なので、からだ全体に影響があると考える。

その結果、左の骨盤部、左の背中、右の首筋、左の腎機能の低下が問題であると判断し施術をする。

 

初回

まず左の骨盤外側から背中につながるラインを膝のツボを使い鍼をする。

直後に、呼吸がラクになる、同時にプリエが深く、背中も反らしやすい。

次に、時折症状の出る、肋間部を把握し、背骨のゆがみを脛にあるツボを使い鍼治療。

また、むくみに対して、ふくらはぎにあるツボを使い施術をした。

 

2回目 

「20年ぶりに背中が伸びた気がした」

「反るのが気持ちよくて~」

 

いわゆる劇的な効果というところである。

そして、

「今日は前後開脚すると後ろの脚が伸びないので、なんとかしてほしくて」

鍼にて恥骨結合の調整を膝のツボを使い施術。

「あ!ラクです!!!」

 

前回同様の鍼も加え施術を終了とした。

その後、

「舞台でもリハ以上に背中を反っていましたよ」

とご紹介していただいたバレエ教室の先生が教えてくれた^^
考察

長年の症状に対して、早い段階で結果が出た。

背中の痛みの原因は膝関節にあった。

舞台まで1週間という短い期間ではあったが、期待に応えられて良かった

明京堂治療院