バレエやチアダンスでおきるもも裏(ハムストリングス)の痛み【症例集】

症例2 前後開脚やパンシェをすると太ももの裏側が痛い

クラシックバレエ 前後開脚でもも裏が痛い

川口市 20代女性 クラシックバレエ

2018 8月

一か月半前、前後開脚のストレッチをした際に、太ももの裏にピキッとした強い痛みが走った。その後、安静にしていたが症状は変わらない。

困っていたところで当院のHpを見つけ来院に至った。

 

症状と施術経過

痛みの感じる動作は、前後・左右の開脚、パンシェ

1回目

初回は太ももの捻じれをとることを目的とした鍼治療を、手首とすねにする。

直後の変化は良好

 

2回目

「痛くない日もありましたが、ピキッとすることもあります」

同様の施術。

 

3回目

「ピキッとすることはなくなりました」

「最近は前後開脚より横の開脚のほうが気になります」

可動域は来院当初と比べ、かなりの改善がみられる。

 

5回目

前後左右ともに痛みがないようだ。ただし、パンシェあり。

内臓不調の背景がないかお聞きすると、胃のけいれんや痛みが起きやすいとのこと。腹部の緊張を除去し、さらに安定性を高める

 

8回目

前後左右・パンシェ 良好

以上で卒業とした。

 

考察

内臓の不調というのは、バレエの痛みとは直接関係がないと思うかもしれない。しかしながら、日々施術をしていると、ここにアプローチをすることにより、筋肉であろう症状が好転することが珍しくない。というか、どうにかしたほうがいい^^

症例1 もも裏が痛くてパンシェ・スプリッツができない

チアダンスでスプリッツができない

三郷市 12歳 チアダンス 2018年 8月

来院動機

2か月くらい前から右のハムストリングス(ももの裏)に痛みを感じる。
パンシェでの軸足側、前後開脚で前足側に症状がでた。左右開脚は問題ない。

8月中旬にはコンクールがあり、なんとかしたいと親御さんとともに来院。

施術経過

1回目

当院では、ハムストリングスの症状は、大腿骨の内旋が関連していると考えている。いわゆる「膝が内側に入るニーイン」のことである。

大腿骨の内旋位を解消するため、胸椎・腰椎・下腿(すね)にあるツボにをはりをする。

 

2回目

「全然ひらきやすかったです」

症状はだいぶ治まったものの、ハムストリングスを触診すると、まだ左右で緊張の差が確認できる。

同様のツボに加えて、手にあるツボにはりをした。

 

3回目

練習はすべてこなし、パンシェでは気にならなくなった。前後開脚で違和感が残る。 上半身と下半身の連動を考え、仙腸関節に関わりの強い、肩甲骨の動きに着目した。本人に自覚はないが、明らかに患側側の動きが鈍い。よってここに施術をする。

 

4回目

その後、ストレッチ・レッスンでも気持ちよく伸ばせるようになったため、卒業とした。

考察

ハムストリングスの痛みは慢性化しているケースをよく見かける。痛みのあるところに何かをしてもなかなか効果が持続しないことが原因である。

痛めたところに対し施術をすることも大切ではあるが、痛めてしまった原因に対しアプローチすることのほうが重要である。

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肉離れ(もも裏・内転筋など)

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