症例 膝の痛み

膝を曲げる・伸ばすとお皿の下が痛い 症例8

さいたま市 17歳 クラシックバレエ

来院動機

週に6回 毎日3時間以上のレッスンをしている。

昨日から、膝を曲げる・伸ばすとお皿の下に痛みを感じるようになったため、

インターネットで検索され来院
症状と施術経過

いわゆるジャンパー膝

 

症例 7 膝に水が溜まって曲げられない

膝に水が溜まって曲げられない

東京都北区 W.Hさん 50代女性 クラシックバレエ

 

来院動機

大人からバレエをはじめ現在は週に2回レッスンをしてる。

4か月ほど前から膝が痛み出したため整形外科を受診。

「水泳のみ可、歩行も30分以内、水を抜きましょうといわれた」

また、整骨院にも週に2.3回3か月通うも、症状の改善が見られない。

バレエを続けたい。

 

 

症状と施術経過

膝関節を曲げると特に痛いため、バレエレッスンはお休み中。

徒手検査をおこなうと、仰臥位での膝屈曲の可動性は取れている。

重心のバランスの崩れからくる膝痛と推測し施術をする。

また、最近は同側の腰に痛みも出てきた。

 

1回目

カラダを見てみると、特に股関節の動きが悪い。

ここを調整するため、足の甲に鍼をする。

また、膝内側とかかわりのある、胸椎を調整する。

 

2回目(1週間後)

前回より動きは良いものの痛みが残るため、ふくらはぎの柔軟性を出す。

施術直後は大幅に症状が軽減した。

 

4回目

「最近はあまり痛みを気にしなくなってきた」

重心の調整を目的に肩甲骨へのアプローチ。

 

5回目

「調子が良い」

症状はほぼ落ち着いた。

ただし、このままバレエを続けていくうちに疲労が重なることで症状の再発が考えられるため、2週に1度のメンテナンスに来ていただくこととした。

 

考察

今回の膝痛のポイントは体重をかけなければ、膝の動きは比較的スムーズであったこと。

立位での膝を曲げる動作は、股関節や足関節、また周囲の筋肉の滑走性が十分獲得できていなければならない。

膝に水がたまっていても、周囲のバランスをとることで、自然に吸収され回復するものである。

症例6 発表会1か月前、ひざが痛くなり歩くのも痛い

バレエレッスンによるひざ裏の痛み

板橋区

40代 女性 クラシックバレエ歴 大人から始めた

レッスン頻度 週1回 2h/日

来院動機

3週間前から左膝の裏に痛みを感じるようになった。

発症当初は曲げ伸ばし時だけに痛みがあったが、来院時には歩くだけでも痛みを感じる時があるという。

整形外科ではレントゲンとMRIをとったが、「問題や異常はない」とのことで終了。

どうしたらいいのか悩んでいるときに、当院のHPをみて同じ症例があり相談されるに至った。

 

症状

痛みはひざ裏やや外側、また、左肩から首の痛みが1年前から続いているようだ。

施術経過

初回 からだをみると、ハムストリングスの緊張が著しい。

この部分に鍼。

首肩は左に頭を倒すときに最も症状が強くなるので、それに関連する足のツボに鍼をする。

 

2回目

膝の屈曲制限はかなり良好だが、ドゥミプリエや日常で踏ん張る時に、膝の裏が痛い。

中殿筋がうまく働いていないことと、臀部の全体的な硬さをとるため、手首・臀部に鍼をする。

首肩はほぼOK

5回目

ほとんど大丈夫になってきました。ただ、ふくらはぎ外側に痛みがあります。

「実は・・・・・」

「前から股関節の内側が痛いんです」

ということで膝・足先にあるツボに対し鍼をする

 

7回目

すべての症状がクリアになったため終了。

 

考察

ひざ裏にあった痛みだが、原因は腰にあった。発表会前になるとどこかしらに痛みを訴えるものである。

痛みはもちろん気になるのだが、どうしたらもっときれいに踊れるのかを考えると勝手に痛みは軽減していく。

症例5 膝の裏がストレッチされると痛い

ひざ裏の痛み ドイツで活躍中のバレエダンサー

23才 女性 バレエダンサー

来院動機

海外でバレエのお仕事をされている。

2か月前より左膝裏に痛みを感じるように。

夏季休暇のため帰国し来院された。

症状と施術経過

膝の裏がストレッチされると痛みを訴える。

また、座った後に立ち上がる動作も同様に痛みを生じる。

お体を拝見すると右膝に比べ、左膝窩部が腫れている。

また左の腰~足のほうが負担が大きいようで筋緊張やアライメントの崩れが見られる。

この辺のアンバランスを取り除くことで、膝裏にかかったストレスが緩和されるだろうと推測し鍼をする。

 

1回目

着席時から立ち上がる動作なので、股関節周囲に問題があると考え、手にあるツボに鍼をすると立ち上がりの動きがスムーズになる。

骨盤の前傾(出っ尻)に対し臀部のツボ、外側荷重を見直す目的で膝外側のツボに鍼をする。

膝の裏の腫脹も施術直後にしてはだいぶ軽減されたので、レッスンをして動きを見てもらうことにして施術終了。

2回目

前回後から症状は軽減されたがレッスンをすると、まだ違和感と軽い痛みがでる。

同様の鍼に加え、筋膜の調整もする。

 

3回目

ポワントも履いてみたが、違和感などは消失していたため卒業とした。

考察

膝の痛みであってもそこに原因があることにはならない。

踊りの中でなぜ?膝に負担がかかっていたのかがわかれば症状は取れていく。

原因としては骨盤が前傾して、その影響で外側荷重、ニーインなどはよく見るケースである。

症例4 両膝が何もしてなくても痛い

膝うらの痛み 

来院 

北区 40代 女性 2018年 2月

来院動機

バレエは大人から始め5年。週に3~5回レッスンをしていた。

半年くらい前より、両膝の周辺が何もしてなくても痛い。左膝は伸ばすと、右膝は曲げるとさらに痛みがつよくなる。

整骨院・鍼灸マッサージ院に通ったが快方に向かわず、バレエ専門の当院をインターネットで探し来院された。

今夏には発表会を控えてる。もっときれいに踊りたい。

施術経過

1回目

体をみると、骨盤の傾きがあり、大腿骨との連結部分である股関節がうまく使えていないようなので、臀部のツボへの鍼をする。

さらに右膝裏の筋緊張が強いので、それに対応する腰部のツボへ鍼をする。
痛み違和感がだいぶ取れたので、初回の施術を終える。

 

2回目

「レッスンで久しぶりに動けました」
残る右膝裏の違和感へ、腰部のツボを使い鍼。

3回目

右の膝は症状消失。左膝はお皿の下あたりに違和感がある。
肩甲骨と仙腸関節の重心バランスをとるため、肩甲骨内側に鍼をする。

4回目

膝の症状はすべて消失したが、この頃から咳がひどくなる(汗

その後、8月の発表会まで調整をし、

「大成功でした~」

卒業とした。

考察

半年以上の膝の症状ではあったが、膝そのものに問題はなかった。

よくあるケースで、他の整骨院などではアプローチしないところが原因なこともある。

すると案外、早期に症状が取れ踊れるようになることがある。

症例3 オスグットと言われたバレエ少女

オスグット

越谷市 10歳  クラシックバレエ

 来院動機

週に2回のレッスンをしていた、発表会も近づきレッスンが週に4回になったあたりから膝が痛くなる。整形外科に相談したところ「オスグットですね、安静にしてください」と言われる。

ただ、発表会があったので無理をして出てしまった。その後、レッスンを休んで経過しても痛みがでてしまう。バレエ専門の施術院とあったため来院に至った

 

症状と施術

痛みの出る動作は、ジャンプ・走る・立ち上がる時が強い。

典型的なオスグットの症状である。

 

1回目

オスグット専門の調整法をする。

直後からジャンプ・立ち上がる動作での痛みは消失

付き添いのお母さんにセルフケアを教えて終了

 

2回目

「もう全然痛くありません」

全体的な調整をして卒業

 

※半年以上たった現在も再発はない

 

考察

オスグット病と診断されても早期に改善に導ける可能性はある。

安静にすることもリスクを伴うもので、貴重な時間を無駄にすることなく、効果的な施術を受けていただくよう情報を発信していきたい。

 

症例2 タナ障害の疑いがあると言われた膝の痛み

タナ障害 

板橋区 16歳

来院動機

バレエ科に通っている高校生。

レッスンは週に7回、1日6hくらい行っていた。

1カ月前より膝の内側が痛くなる。

整形外科を受診したところ「タナ障害の疑い」と診断された。

発表会も控えていることもあり、都内にあるバレエ専門の施術院に何件か通うも症状が取れず、当院に来院された。

 

症状と施術内容

階段の昇降・プリエ・ジャンプのほか、起床時や同一姿勢をとった後、動けなくなる。また、ポキポキと音がなる。

 

1回目

下肢全体の緊張をとるべく、関連する脊柱起立筋・腰部のポイントへ鍼をする。膝周囲の緊張が強いので、こちらにもアプローチする。

 

2回目

「だいぶいいです」

前回同様の施術。

 

3回目

「6h踊ったらレッスン後に少し痛くなりました」

筋膜療法も加える

 

4回目

レッスン大丈夫です。

その後、発表会は無事終了。

 

考察

過度なレッスン量により疲労を積み重なった結果、痛みを生じた。

施術は膝に対して何かをするわけではないが、周囲の筋膜や体幹部のバランスを調整することにより早期にレッスンを再開した。

症例1 オーディション間近、膝が痛みがとれない

バレエオーディション 膝の痛み画像

さいたま市 15歳

 来院動機

レッスンを週に6日、日々4~5時間している。

半年前より左ひざが痛くなり治らない。

以前に同側の中足骨を疲労骨折しており、その部分の違和感や軽い痛みが残っているところも併せて相談したいとのこと。オーディションを控えている。

 

症状と施術内容

どういった場面で悩んでいるのかと聞いたところ、アンディオールをして膝を伸ばそうとすると捻じれた様な感覚があり痛い。

また、疲労骨折の部分はレッスン中は気にならないが、レッスン後になると痛みが出てくる。

 

1回目

検査すると下肢の緊張にくわえて、左の背中にも強い緊張がある。

背中に鍼をすると膝周囲の筋緊張や可動域に大幅な変化が認められた。

 

2回目

「だいぶいいです、フルにレッスンができます」

詳しく検査をすると、膝の屈曲に若干の制限がある。

また、股関節の動きに対し脛にあるツボに鍼をする。

 

3回目

「痛みなく踊れて、オーディションでスカラシップが3つとれました」

その後全体的に調整をして終了とした。

 

同時に施術した箇所

中足骨骨折後の痛み

 

主に使用したツボ

左T12・L1(1.5) 豊隆 左L3(2.5)

 

考察

驚くほど順調に変化した症状、それにもましてオーディションでの複数のバレエ団からの留学許可をいただいたことに称賛。

体の条件も良く、バレエに対する理解もかなり深いという印象を受けた。

膝の施術については痛みであるだけにとどまらず、背部や股関節に原因となる問題を見つけたことでご期待に添えることができた。

 

明京堂治療院